めっきスラッジの再資源化システムの開発 廃液

亜鉛めっきのスラッジから高品位の亜鉛地金を生産するリサイクルシステムを構築
めっきスラッジの再資源化プロセス
研究会No.
05R53
共同研究プロジェクトNo.
07P17
研究年度
2007年から2009年
研究代表者
九州めっき工業組合
研究会メンバー
三池製錬株式会社、九州工業大学工学部(柿本助教)、福岡県工業技術センター機械電子研究所
研究概要
亜鉛めっきスラッジの再資源化システムについての研究。従来、総合廃水処理されていためっき廃液のうち亜鉛めっき廃水ついて分別処理を行い、高品位の亜鉛濃厚スラッジを生産し、これを亜鉛製錬原料にリサイクルする技術を開発する。また、本再資源化システムについて他の金属種(ニッケル、銅など)にも適用を検討する。
研究成果
自動車や家電など部品生産に欠かせない亜鉛めっきでは、使用する亜鉛の3割がスラッジ(汚泥)として廃棄処分されています。亜鉛を多く含むめっき排水から亜鉛鉱石にも匹敵する純度の高いスラッジを回収する装置を開発し、亜鉛地金の原料として販売するシステムを構築しました。
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