製鋼用フォーミング抑制剤研究会 汚泥

窯業排水汚泥を活用した製鋼用フォーミング抑制剤を開発!
フォーミング抑制材の写真
フォーミング抑制材
窯業排水汚泥の写真
窯業排水汚泥
製紙スラッジの写真
製紙スラッジ
研究会No.
07R60
研究年度
2007年
研究代表者
TOTO株式会社
研究会メンバー
九州製紙株式会社、HOKO株式会社、福岡県工業技術センター化学繊維研究所
研究概要
衛生陶器製造工程から回収した汚泥(プレス土)及び古紙再生時に紙として再生されない短い繊維(製紙スラッジ)は、産業廃棄物として処分されている。しかし、それらの主要成分はケイ酸、アルミナ及びセルロースであり、その未利用資源から高付加価値の商品(フォーミング抑制材)を新たに生産することで、リサイクルの推進、廃棄物の減量にとどまらず、新たな市場を開拓する。
研究成果
製鉄の転炉での発泡(フォーミング)を抑えるフォーミング抑制材として有効利用する研究開発を行い、製鉄所の規格に対して安定した品質で製造する技術開発に成功しました。商品化した「フォーミング抑制材」は、平成20年から販売されており、未利用資源の再生利用に貢献しています。
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