フードバンクを活用した食品ロス削減の推進 食品系

フードバンクの機能強化による食品提供企業と受取団体の増加
フードバンクに提供された食品の写真
フードバンクに提供された食品の写真
フードバンク活動の写真
研究会No.
14R101
共同研究プロジェクトNo.
17P35
研究年度
2017年度から2019年度
研究代表者
NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン
研究メンバー
NPO法人フードバンク福岡、エフコープ生活協同組合、一般社団法人福岡県フードバンク協議会
研究概要
食品関連企業から大量に発生している食品ロスを引取り、生活困窮者や福祉施設などに無償で提供するフードバンク団体は、近年、福岡県内においても相次いで設立されているが、いずれも組織の基盤が弱く、食品の保管や配送の体制が整っていないため、食品の受入も限定せざるを得ない状況にある。本プロジェクトでは、フードバンクの基盤強化を図るとともに、本県で発生している食品ロスを県内全域で安定的・継続的に活用するための社会システムの実用化を図る。
研究成果
社会システムの実用化として、平成31年4月1日に(一社)福岡県フードバンク協議会を設立し、「食品寄贈企業や支援企業等の開拓」、「寄贈食品の受付(窓口の一本化)と管理」、「食品トレーサビリティーシステムの整備と運用」、「既存のフードバンク団体の活動範囲の拡大及び新規フードバンク団体の立上げ支援などの支援事業」により、県内のフードバンク団体を支援する体制を整えました。また、フードバンクの基盤強化を図った結果、食品寄贈企業は163社、食品取扱量は142トン、子ども食堂等の受取団体は236団体、個人支援は319件(累計)に達しました。
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フードバンクを活用した食品ロス削減の推進