使用済絶縁油のリサイクルシステム その他
国内初!有害物質を一切排出しない使用済絶縁油のリサイクルシステム
柱上変圧器は、発電所でつくられた高圧な電気を工場やビル、ご家庭などそれぞれの用途に合った電圧に変える機器です。
この変圧器には絶縁と冷却を目的に電気絶縁油が注油されており、修理の際に抜き取られた使用済絶縁油は、燃料として焼却されていました。

- 研究会No.
- 16R110
- 共同研究プロジェクトNo.
- 17P34
- 研究年度
- 2017年から2019年
- 研究代表者
- 株式会社キューヘン
- 研究メンバー
- 国立大学法人九州工業大学(森口哲次准教授)
- 研究概要
- 使用済絶縁油が燃料として焼却され、CO2が排出されている現状で、柱上変圧器を回収・修理する自社の仕組みを活用し、リサイクル技術を確立する
- 研究成果
- 柱上変圧器の修理時に発生する使用済絶縁油を再生処理する技術を確立し、再度絶縁油として利用するための低負荷・低コストなるリサイクルシステムを構築しました。
令和2年度には福岡県リサイクル施設整備費補助金を利用し、リサイクル処理施設を設置しました。 - 関連リンク
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