リ総研だより
2020年06月26日
リ総研だより vol.8
「老後資金2000万円問題」と3Rについて
昨今、金融庁が2019年6月3日に公表した金融審議会の市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」の
内容が世間を大きく騒がせたことは、皆さんも記憶に新しいと思います。
世間話に疎い若人にもいずれは身に降りかかる話題ということで、資産形成に目覚めた人も多くなったと聞いております。


リサイクル業務に携わっている私は、これを解消する対策は3Rと同様ではないかと考えました。
その理由が
A,「資産寿命を延ばす」ための3つの方策は
①支出を減らす
②長く働いて収入を増やす
③お金を運用して増やす
一方、リサイクルにおける
B,「資源寿命を延ばす」ための3Rは
㋑ 資源の使用量を減らす [Reduce]
㋺ 製品を繰り返し長く使用する [Reuse]
㋩ 資源を再生して使用する [Recycle]
前述した3つの方策を対比させると
① ≒ ㋑ 、② ≒ ㋺ 、③ ≒ ㋩ が成り立つのではないかと思います。
但し、Aは健康であることが大前提で、それを実現させるためには体に良いものをバランスよく少しずつ食する「医食同源」を
意識することと同じように、Bは大量消費で3Rを考えるのではなく良品質のものを永く使用することが3Rの基本であり、
「未来地球資源問題」を対処方法だと思うこの頃です。
コーディネーター 樋口 成久

