リ総研だより
2019年09月12日
リ総研だより連載始めます!
福岡県リサイクル総合研究事業化センター(略称:リ総研)副センター長の髙橋です。
本年4月1日にホームページをリニューアルし、新たに「コラム」のページを設けました。
センター長や共同研究を行った企業様からの寄稿に加えて、「リ総研だより」として個性豊かな職員からの様々な情報やつぶやきを不定期にお届けさせていただきますので、ご期待ください!
第1号として、簡単にリ総研のご紹介をさせていただきます。
リ総研は、循環型社会の構築に向けて、リサイクル技術や社会システムをめぐる様々な課題に総合的に取り組むため、産・学・官・民の連携による共同研究の拠点として、平成13年に福岡県によって設置されました。
センター長をトップに、21名の職員が、総務企画課、研究開発課及びプロジェクト推進班の3つのセクションに分かれて業務を行っております。

研究開発課では、リ総研の基幹事業である産学官民連携による共同研究の支援事業を行っています。 →「共同研究支援事業」へ
リサイクル技術の開発や、循環資源の効率的な回収やリサイクル製品の販路の確保・拡大などの社会システムについて研究開発を推進するとともに、その成果の事業化や地域展開を積極的に支援しています。 →「リ総研について」へ
リ総研の支援制度は、資金面の支援のみならず、研究チームの編成から事業化に至るまでを、コーディネーターが伴走型で支援するという点が大きな特徴です。
様々な専門性を持つコーディネーターに加えて、これまでの取組みにより培った企業や大学、県の研究機関等とのネットワークを活かし、幅広い分野の研究開発に対応できる体制を構築しています。
これまで、研究開発に携わる産・学・官・民の方々と、様々なテーマに精力的に取り組んできた結果、事業化による廃棄物の削減、あるいは経済効果という形で、多くの成果を上げてきております。 →「研究成果」へ
プロジェクト推進班は、福岡県の政策的な課題への取組みの一端を担っています。
過去においては、レアメタルリサイクル・レアアースリサイクルや紙おむつリサイクルの取組みを進めてまいりました。
現在は、世界的課題になっている食品ロス削減対策や太陽光発電パネルのリサイクル等について、事業を実施しています。
総務企画課は、財団の運営や、事業の予算、経理など管理的な業務を担っています。リ総研の事業が円滑に実施されるよう縁の下の力持ちとして個々の職員が誇りをもって仕事に取り組んでいます。
このように、リ総研では、様々なスキルを持つ職員が個々の専門性を活かして業務を行っています。
今後とも、環境産業の発展と資源循環型社会の構築に貢献するという大きな使命のもと、皆様のお役に立てるリ総研を目指してまいりたいと考えておりますので、益々のご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。