共同研究|公募・採択

【締め切りました】平成31年度研究開発事業(研究会)募集のお知らせ

事業効果の期待感が高く、実用化が見込まれる研究テーマを募集します。

福岡県リサイクル総合研究事業化センターでは、循環型社会の構築を目指し、産・学・官・民(NPO)が連携して行うリサイクル技術の開発及び社会システムの定着を推進するため、実用化に向けた研究開発やその展開を支援しています。
 このたび、平成31年度の「研究会」の新規提案を下記のとおり募集します。

1.事前申込受付期間

【第1回】平成31年1月15日(火)~2月8日(金) 17時まで
※採択件数が予定数(7件程度)に満たなかった場合、随時受付します。

2.対象者

「産」「学」「官」「民」のうち2者以上で構成された共同研究メンバー

3. 対象とする研究開発

本県における循環型社会の構築に寄与し、実用化が見込まれるリサイクル技術の開発及び社会システムの構築に関する共同研究であって、次のようなテーマに取り組むもの。
①     新規性が認められるリサイクル技術の開発及び社会システムの構築
    (例)     廃プラスチックの輸出制限や海洋プラスチック汚染に対応する新たな研究
②     既存のリサイクル技術・システムの生産性を向上させる取組み
    (例)     効率化・省エネ化、新たな用途開発等により事業収益を向上させる取組み
③     2R(リデュース、リユース)の推進の取組み
    (例)     製造工程における廃棄物の発生抑制や資源投入量抑制に係る開発
    (例)     長寿命製品や素材の開発
    (例)     小売店における量り売り等により容器包装の使用量を削減する取組み
④     地域循環圏の仕組み作り
    (例)     地域内で発生した食品廃棄物を改修して肥料化・飼料化し、それを地域内の共同農場で使用し、出来た農産物を地域内で消費する仕組み作り
⑤     IoT、AIを活用し、効率的な資源循環システムを構築するための取組み
    (例)     IoTを用いた収集運搬の効率化
    (例)     IoTを活用した故障予知など製品の長寿命化に資する保守点検の仕組みづくり
    (例)     AIを活用した混合廃棄物の選別システムの開発

4. 研究費(委託額)

年間100万円以内

5.研究期間

2年以内

6.応募方法

別紙提案概要書に必要事項を記載の上、下記提出先に直接持参・郵送・メールで提出

*郵送・メールの場合は、お電話でその旨をご連絡ください。

お問い合わせ・提出先

(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センター 研究開発課

〒808-0135 北九州市若松区ひびきの2番1号 産学連携センタービル4F
TEL 093-695-3068 FAX 093-695-3066 E-mail koubo@recycle-ken.or.jp

採択までのスケジュール

金属加工用の切削工具であるサーメットチップは、超硬合金チップに比べて金属価値が高くないことから、回収やリサイクル技術の開発が進んでおらず、産業廃棄物として処理されてきました。
使用済みのサーメットチップを短時間・低コストで破砕する独自の技術や、分級したサーメット破砕粒を鋼板等の母材に溶接する技術の開発に成功しました。