2025年度 研究会 採択テーマ
リ総研では、循環型社会を構築するため、産・学・官・民(NPO)が連携して行うリサイクル技術及び社会システムの研究開発やその展開を 支援しています。新規性があり実用化が見込まれる研究テーマを公募により採択し、「研究会」を設立して支援を行います。
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【継続】廃棄建設足場鋼材の再生リサイクル技術研究会
2025年04月01日- 研究代表者
- 株式会社トーケン
- 研究メンバー
- 国立大学法人九州工業大学
- 研究期間
- 2024年度~
- 概要
- エネルギーコスト・廃棄物排出量を非常に少なくする、安全かつ効率の良い廃棄建設足場鋼材の再生リサイクルを研究開発する。
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【継続】ゴルフクラブの製造工程から排出されるCFRPのリサイクル事業化研究会
2025年04月01日- 研究代表者
- マジェスティゴルフ株式会社
- 研究メンバー
- 第一高周波工業株式会社
- 研究期間
- 2024年度~
- 概要
- ゴルフクラブ及びその製造・組付工程から排出されるCFRPを、ロータリー式過熱水蒸気炉を用いて熱処理することにより炭素繊維をリバイバルさせる。これにより、Golf to Golf リサイクルシステムを確立して循環型ビジネスモデルの技術的構築を目指す。
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【継続】日本酒製造の過程で発生する酒粕等の副産物を主成分とした機能性養鶏用飼料の開発研究会
2025年04月01日- 研究代表者
- 株式会社えつなぐ
- 研究メンバー
- 国立大学法人九州大学
- 研究期間
- 2024年度~
- 概要
- 酒粕や糠など栄養素が高く付加価値のある酒造業由来未利用産物から様々な有効機能性に富む「機能性飼料」を製造する。福岡の有効な未利用産物の活用をもって循環型社会の構築を行い、地元酒造業と養鶏場の収益増加に寄与することを目指す。
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【継続】絶縁油リサイクルシステムの生産性向上研究会
2025年04月01日- 研究代表者
- 株式会社キューヘン
- 研究メンバー
- 国立大学法人九州工業大学
- 研究期間
- 2024年度~
- 概要
- 絶縁油リサイクルシステムの生産性向上を目的とし、使用済み絶縁油のリサイクル可否判定基準の見直しによる“元油比率”の向上及び使用済み絶縁油の複数回リサイクルによる原材料(化石燃料)使用量削減に取り組む。
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【継続】臭気対策による「再生油Bio」の高度利用(BDF化およびSAF化)研究会
2025年04月01日- 研究代表者
- 株式会社サニックスホールディングス
- 研究メンバー
- 福岡県保健環境研究所、田中鉄工株式会社、国立研究開発法人水産研究・教育機構水産大学校
- 研究期間
- 2024年度~
- 概要
- グリストラップ汚泥由来の重油代替燃料として利用可能な「再生油Bio」に含まれる臭気成分を特定し、その臭気成分の分離除去もしくは低減できる技術の開発を行う。
2025年度 共同研究プロジェクト 採択テーマ
実用化が見込める段階まで研究が進んだ「研究会」については、選定・評価の上、「共同研究プロジェクト」を編成し支援を行います。
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【新規】PVC(塩ビ)端材と木材端材を原材料とする新素材とリサイクル商品の開発プロジェクト
2025年04月01日- 研究代表者
- 株式会社シマブン
- 研究メンバー
- 株式会社井上企画、福岡県工業技術センター
- 研究期間
- 2025年度~
- 概要
- 現在、廃棄物として処理している木材端材(㈱井上企画)とPVC端材(㈱シマブン)を原材料とする新たなリサイクル素材とその特性を活かした商品を開発し、木材とPVCの廃棄物リサイクルシステムを定着させる。
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【継続】浮遊選鉱法によって改質した燃焼灰を使用したジオポリマーコンクリートによる実建物の実証プロジェクト
2025年04月01日- 研究代表者
- 西松建設株式会社
- 研究メンバー
- 公立大学法人北九州市立大学
- 研究期間
- 2024年度~
- 概要
- バイオマス燃焼灰を使用した建築用ジオポリマーを、建築物へ適用するシステムを構築する。
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【継続】廃プラスチックを添加したアスファルトの舗装材料への利用研究プロジェクト
2025年04月01日- 研究代表者
- 株式会社成田美装センター
- 研究メンバー
- 大牟田市、福岡県保健環境研究所
- 研究期間
- 2023年度~
- 概要
- 本研究は、基礎研究で得られた廃プラの舗装改質剤としてのメカニズムを基に、廃プラ投入方法(投入口の形状、廃プラの梱包サイズ等)の検討や、製造したアスファルト混合物の施工性及び施工後の耐久性等を確認し、実用化を目指す。
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【継続】リサイクル鉄粉によるスマート農業の実証と販売体制構築プロジェクト
2025年04月01日- 研究代表者
- 日本磁力選鉱株式会社
- 研究メンバー
- 公立大学法人北九州市立大学
- 研究期間
- 2023年度~
- 概要
- リサイクル鉄粉を用いた新規農業資材の製造体制を構築し、ドローンなどの先進機器を利用したスマート農業の実証試験を行うことで、新規農業資材販売の事業化を目指す。