採択結果

2006年度 研究会 採択テーマ

リ総研では、循環型社会を構築するため、産・学・官・民(NPO)が連携して行うリサイクル技術及び社会システムの研究開発やその展開を 支援しています。新規性があり実用化が見込まれる研究テーマを公募により採択し、「研究会」を設立して支援を行います。

  • 【継続】生分解性及びリユース食器システムの起業化研究

    2006年04月01日
    研究代表者
    NPO法人北九州エコサポーターズ
    研究メンバー
    NPO法人グリーンズ、国立大学法人九州工業大学
    研究期間
    2005年度~2006年度
    概要
    容器ごみの減量化に係る生分解性カップマテリアルリサイクル及び一般のリユース食器システムの事業化のために、実証試験をともなう研究を行う。最終的には、生分解性カップによるリユース食器システムの事業化を行う。
  • 【新規】浄水ケーキ有効利用促進研究会

    2006年06月01日
    研究代表者
    福岡県南広域水道企業団
    研究メンバー
    久留米市、福岡県立福岡農業高校
    研究期間
    2006年度~2007年度
    概要
    浄水ケーキの能力・可能性を探究し、高付加価値化により土壌改良材としての利用促進を図る。
  • 【新規】観光振興を目指す食と農の循環研究会

    2006年06月01日
    研究代表者
    宗像観光協会
    研究メンバー
    宗像市、東海大学福岡短期大学観光文化研究所、坂田企業グループ
    研究期間
    2006年度~2007年度
    概要
    宗像市玄海地区から排出される食品残渣の有機肥料化を行い、その有機肥料を使った有機野菜をブランド化し、地元玄海の宿泊施設、飲食店等で提供する循環システムを実践する。
  • 【継続】廃FRP漁船高度利用技術開発研究会

    2006年04月01日
    研究代表者
    西日本環境エネルギー株式会社
    研究メンバー
    国立大学法人九州大学(持田教授、上村講師)、公立大学法人北九州市立大学(森田講師)、株式会社タイセイ総合研究所、財団法人九州環境管理協会、(独)水産総合研究センター、水産工学研究所、大分県産業技術センター、福岡県保健環境研究所、福岡県水産海洋技術センター
    研究期間
    2002年度~2006年度
    概要
    廃FRP漁船の処理技術を確立するため,廃FRP漁船を原型のまま焼成炭化して、魚礁材,水質浄化材として優れた特性を有するリサイクル高機能資材に変換する技術を開発する。
  • 【継続】永和・九州共立大学発泡ガラス研究会

    2006年04月01日
    研究代表者
    株式会社永和
    研究メンバー
    学校法人福原学園 九州共立大学
    研究期間
    2005年度~2006年度
    概要
    廃ガラス・廃ガラスびんから製造される軽量発泡骨材に特殊な機能を持たせるための研究を行う。
  • 【継続】消火器肥料リサイクル共同研究会

    2006年04月01日
    研究代表者
    株式会社モリタ
    研究メンバー
    NPO法人地域循環研究所、国立大学法人佐賀大学、消火器リサイクル共同研究会 他
    研究期間
    2005年度~2006年度
    概要
    廃消火器の薬剤を肥料として利用することを目的とし、九州で発生する廃消火器の回収システムを確立させるための研究を行う。
  • 【継続】塩類再利用システム研究会(SR研)

    2006年04月01日
    研究代表者
    (財)環境保全公社 リサイクル総合研究センター(事務局)
    研究メンバー
    学校法人福岡大学、日本技術開発株式会社 他
    研究期間
    2003年度~2006年度
    概要
    焼却残渣に含まれる塩類及び最終処分場侵出水処理施設で発生する塩類の有効利用を中心としたリサイクルシステムに関する技術を総合的に研究開発するとともにシステム化を行う。
  • 【継続】ホテイアオイによる持続可能な水質浄化及び物質循環システムづくり研究会

    2006年04月01日
    研究代表者
    大木町
    研究メンバー
    大木町土地改良区、大木まちづくりセンター、国立大学法人九州大学、筑後川水系農地開発事務所、筑後農林事務所、筑後川下流域農業開発事業促進協議会
    研究期間
    2005年度~2006年度
    概要
    ホテイアオイの水質浄化能力を生かし水路等の水質浄化を図るとともに、回収したホテイアオイを堆肥化して物質循環システムを確立させるための研究を行う。
  • 【継続】亜鉛めっきスラッジ再資源化研究会

    2006年04月01日
    研究代表者
    九州めっき工業組合
    研究メンバー
    三池製錬株式会社、学校法人福岡大学、国立大学法人九州工業大学、福岡県工業技術センター機械電子研究所
    研究期間
    2005年度~2006年度
    概要
    亜鉛めっきスラッジは、埋め立て処分されているが、スラッジ中の亜鉛濃度が40%以上であれば、再利用資源として有価物としての扱いが可能である。スラッジ中の亜鉛濃度を高める技術開発を行って、再資源化システムの確立を行う。
  • 【継続】食用油トリプル利用研究会

    2006年04月01日
    研究代表者
    電源開発株式会社
    研究メンバー
    財団法人福岡県下水道公社御笠川浄化センター、理研農産化工株式会社
    研究期間
    2005年度~2006年度
    概要
    一般家庭からの油の回収システムの構築と、食用油製造メーカーの副産物から製造したダーク油で、火力発電所のバイオソリッド燃料を製造する。
  • 【新規】資源保管型埋立システム研究会

    2006年06月01日
    研究代表者
    学校法人福岡大学
    研究メンバー
    有限会社ジェーハック、共栄環境開発株式会社、西部建設株式会社、株式会社田中、横河ブリッジ株式会社、株式会社クボタ、ユニチカ株式会社、三菱マテリアル株式会社 他
    研究機関
    2006年度~2007年度
    概要
    繰り返し使用できる資源保管型埋立地を提案し、埋立地内で洗浄した資源化可能廃棄物を長期保管後、セメント原料化するリサイクルビジネスモデルを構築する。
  • 【新規】廃イオン交換樹脂を活用した多孔質レンガ研究会

    2006年06月01日
    研究代表者
    荒木窯業株式会社
    研究メンバー
    福岡県工業技術センター、福岡県保健環境研究所、九州電力株式会社総合研究所、株式会社地域システム研究所
    研究期間
    2006年度
    概要
    廃イオン交換樹脂を活用した多孔質レンガ製造技術を開発し、保水・透水性路盤材、内装材等の用途を開発する。

2006年度 共同研究プロジェクト 採択テーマ

実用化が見込める段階まで研究が進んだ「研究会」については、選定・評価の上、「共同研究プロジェクト」を編成し支援を行います。

  • 【継続】間伐材等の低位利用材を活用したオール木質スギパレットの開発

    2006年04月01日
    研究代表者
    NPO21世紀の森林づくり
    研究メンバー
    森林林業技術センター
    研究期間
    2004年度~2006年度
    研究開発の概要
    スギ低位利用材(間伐材や曲がり材)を木製ダボ接合を用いることで、強度を確保したオール木質スギパレット(物流用パレット)の開発を行う。
    関連ファイル
  • 【継続】下水汚泥焼却灰等有害廃棄物の新規省エネリサイクル技術による商品・事業化開発

    2006年04月01日
    研究代表者
    田川産業株式会社
    研究メンバー
    福岡大学、近畿大学、九州工業大学、九州大学、インテリア研究所、下関市、西日本環境エネルギー株式会社
    研究期間
    2004年度~2006年度
    研究開発の概要
    下水汚泥焼却灰は、エネルギーコストの高い溶融処理や焼成処理がなされているが、熱処理を一切必要としない超高圧真空成形技術を応用し、低コストで意匠性の優れた人工石材、ブロック等の商品開発を行う。
    関連ファイル
    関連ファイル
  • 【継続】ポリエステル不織布の端材・廃材リサイクル品の実用化に関する研究開発

    2006年04月01日
    研究代表者
    株式会社フコク
    構成メンバー
    九州大学藤本研究室、有限会社F&F
    研究期間
    2005年度~2007年度
    研究開発の概要
    ポリエステル不織布は、自動車の内装材や介護用マットレス等として使用されていますが、これらの製造・加工過程で約20%が端材として排出、処分されています。そこで、製品加工端材や使用済み介護用マットレス(廃材)を原料とした自動車用吸音・緩衝材、建築用吸音・断熱・緩衝材を製造・販売することを目的とし、再生ポリエステル不織布の製造技術を研究開発します。
  • 【継続】剪定枝等を利用した優良堆肥の製造と地産・地消循環システムの構築

    2006年04月01日
    研究代表者
    有限会社共栄資源管理センター小郡
    研究メンバー
    株式会社新日本環境コンサルタント、国立久留米工業高等専門学校、小郡市環境生活課(オブザーバー)
    研究期間
    2005年度~2007年度
    研究開発の概要
    未利用資源である剪定枝及び刈草を利用して安全性、有効性、コスト面で優れた剪定枝等優良堆肥製造技術を開発し、製造した堆肥が地元農家における野菜栽培や地域ボランティアによる草花育成を通じた街づくりに活用されることにより、地産地消の循環システムを構築する。
    関連ファイル
  • 【新規】ロックウール材の有効利用研究開発

    2006年04月01日
    研究代表者
    日鉄環境エンジニアリング株式会社
    研究メンバー
    株式会社響エコサイト、九州大学
    研究期間
    2006年度~2007年度
    研究開発の概要
    ロックウールは、建築材料、断熱材、天井板など様々なものに使用されていますが多量の加工端材や廃材が排出され、処分されています。
    そこで、ロックウール端材・廃材を重金属排水処理剤として加工、販売することを目的として、リサイクル製品製造技術を研究開発します。
    関連ファイル
  • 【新規】堆肥による農地力向上等のシステム開発

    2006年04月01日
    研究代表者
    共栄環境開発株式会社
    研究メンバー
    大阪産業大学、産業医科大学、レモンディス・ジャパン株式会社、農業生産法人杏里ファーム
    研究期間
    2006年度~2008年度
    研究開発の概要
    食品残渣等を原料とした堆肥は多くの発酵施設で製造されているが、全ての堆肥が農地に還元されておらず、循環が滞りがちになっている。
    そこで、食品残渣を原料とした高品質の堆肥製造技術や堆肥施用土壌の土壌改良メカニズムを研究開発する。また、堆肥の需要を掘り起こすための、堆肥散布サービス等の堆肥供給システムや農地力向上実践農家の生産農作物の販売支援システムを開発する。
    関連ファイル