採択結果

2009年度 研究会 採択テーマ

リ総研では、循環型社会を構築するため、産・学・官・民(NPO)が連携して行うリサイクル技術及び社会システムの研究開発やその展開を 支援しています。新規性があり実用化が見込まれる研究テーマを公募により採択し、「研究会」を設立して支援を行います。

  • 【継続】シリコン汚泥高度化リサイクル研究会

    2009年04月01日
    研究代表者
    シナジーテック株式会社
    研究メンバー
    東芝LSIパッケージソリューション株式会社、電気化学工業株式会社、九州工業大学
    研究期間
    2008年度~2009年度
    概要
    シリコン汚泥から高純度シリコンの回収方法等を確立すると共に、付加価値の高い利用方法の実用化を目指す。
  • 【継続】大木町きのこ菌床資源化研究会

    2009年04月01日
    研究代表者
    農事組合法人ネオプランツ・
    研究メンバー
    九州大学、大木町、有限会社ヤスカネジャパン
    研究期間
    2008年度~2009年度
    概要
    きのこ廃菌床は園芸肥料の補完として利用されているが、季節や年による出荷変動が極めて大きい状況にある。そこで、飼料価格が高騰する中、廃菌床の安定的有効活用を図るために、畜産用飼料としての技術開発を行う。
  • 【継続】グリセリンリサイクル研究会

    2009年04月01日
    研究代表者
    福岡大学
    研究メンバー
    (NPO)環境技術支援ネットワーク、ミヨシ油脂株式会社、有限会社ジェーハック、九州・山口油脂事業協同組合
    研究期間
    2008年度~2009年度
    概要
    再生アルカリ塩を利用したバイオディーゼル燃料(BDF)の製造と、その過程で副成されるグルセリン廃液の資源化に向けた技術開発を行う。
  • 【継続】バイオマス資源の利活用による地域循環システムの構築研究会

    2009年04月01日
    研究代表者
    北九州青果株式会社
    研究メンバー
    北九州市中央卸売市場、北九州市、北九州市立大学
    研究期間
    2008年度~2009年度
    概要
    北九州市中央卸売市場と下水処理場が隣接することに着目し、各施設で発生するバイオマス資源を有効に利活用することにより新たなエネルギーを創出する都市型のリサイクルモデルを提案し、低炭素社会の実現に寄与することを目的とする。
  • 【新規】卵殻を配合したバイオマスプラスチックの開発研究会

    2009年06月01日
    研究代表者
    株式会社和田木型製作所
    研究メンバー
    近畿大学、信和プラスチック株式会社
    研究期間
    2009年度~2010年度
    概要
    卵の加工メーカーから発生する卵殻を利用し、バイオマスプラスチックを製造する技術を開発する。
  • 【新規】ふくおか石膏ボードリサイクル研究会

    2009年06月01日
    研究代表者
    株式会社三和興業
    研究メンバー
    福岡大学、樋口産業株式会社、クリーンセンター株式会社、吉野石膏株式会社、有限会社大牟田エコクリーン
    研究期間
    2009年度
    概要
    廃石膏ボードのリサイクルシステムを確立することにより、中性固化剤・土壌改良材・石膏ボード原料等としての利用促進を図ることを目的とする。
  • 【新規】無電解ニッケルめっき廃液リサイクル研究会

    2009年06月01日
    研究代表者
    大谷化学工業株式会社
    研究メンバー
    関西大学
    研究期間
    2009年度~2010年度
    概要
    めっき工程で発生する無電解ニッケル廃液からニッケルを回収し、非鉄金属メーカー等に納入する資源循環システムを構築する。
  • 【新規】環境消防技術を活用した廃油リサイクル研究会

    2009年06月01日
    研究代表者
    北九州市立大学
    研究メンバー
    シャボン玉石けん株式会社、九州・山口油脂事業協同組合
    研究期間
    2009年度~2010年度
    概要
    廃油を活用した環境にやさしい石けん系消火剤の開発。
  • 【新規】福岡県リサイクル製品認定制度研究会

    2009年06月01日
    研究代表者
    北九州市立大学
    研究メンバー
    公益社団法人福岡県産業廃棄物協会、財団法人福岡県建設技術情報センター
    研究期間
    2009年度~2010年度
    概要
    リサイクル認定制度の環境負荷低減効果をLCA的な手法で評価し、より効果的な制度への改善方策を提案する。
  • 【新規】集合住宅から排出される生ごみのリサイクルシステム研究会

    2009年06月01日
    研究代表者
    楽しい株式会社
    研究メンバー
    久留米大学、芝浦特機株式会社
    研究期間
    2009年度~2010年度
    概要
    マンション等に設置する生ゴミ共同処理システムの導入可能性を検討する。

2009年度 共同研究プロジェクト 採択テーマ

実用化が見込める段階まで研究が進んだ「研究会」については、選定・評価の上、「共同研究プロジェクト」を編成し支援を行います。

  • 【継続】めっきスラッジの再資源化システムの開発

    2009年04月01日
    研究代表者
    九州めっき工業組合
    研究メンバー
    三池精錬株式会社、九州工業大学、福岡県工業技術センター機械電子研究所
    研究期間
    2007年度~2009年度
    研究開発の概要
    亜鉛めっきスラッジの再資源化システムについて研究する。従来、総合廃水処理されていためっき廃液のうち亜鉛めっき廃水ついて分別処理を行い、高品位の亜鉛濃厚スラッジを生産し、これを亜鉛製錬原料にリサイクルする技術を開発する。また、本再資源化システムについて他の金属種(ニッケル、銅など)にも適用を検討する。
    関連ファイル
  • 【継続】食用油トリプル利用研究開発

    2009年04月01日
    研究代表者
    電源開発株式会社
    研究メンバー
    理研農産化工株式会社、財団法人福岡県下水道公社御笠川浄化センター、春日市日の出町自治会
    研究期間
    2007年度~2009年度
    研究開発の概要
    下水処理の伴う汚泥処理に、家庭から排出される廃食用油と食用油製造メーカーから排出される廃棄物を利用して、下水汚泥からバイオマス燃料を製造する。
    関連ファイル
  • 【継続】観光振興を目指す食と農の循環研究

    2009年04月01日
    研究代表者
    玄海クリーン有限会社
    研究メンバー
    宗像観光協会、東海大学福岡短期大学観光文化研究所、まねき猫、株式会社まちづくり宗像、福岡県農業総合試験場、宗像市
    研究期間
    2008年度~2010年度
    研究開発の概要
    宗像市玄海地区は観光資源に恵まれ、多くの宿泊施設や飲食店が立地している。これらの施設から排出される食品残渣を堆肥化し、できた堆肥を使った有機野菜をブランド化し、地元で提供できる循環型システムを実践する。 また、これらのリサイクルを中心とした、農業と観光業の振興を図り、エコツーリズムの推進等、新たな地域社会システムの構築を目指す。
    関連ファイル
  • 【継続】放置竹林の自動車部品への有効利用

    2009年04月01日
    研究代表者
    日産自動車株式会社
    研究メンバー
    株式会社タケヒロ、タケヒロ九州株式会社、立花町、立花バンブー株式会社、株式会社ムーンスター
    研究期間
    2008年度~2009年度
    研究開発の概要
    全国各地で放置竹林による畑等への浸食、自然災害の誘発、景観の崩壊といったことが問題となっています。福岡県においても放置竹林による被害が多いことから、この竹を再生可能な環境に優しい資源として、自動車部品を主体としてその他の用途にも拡大活用できることを目指します。
    関連ファイル
  • 【継続】福岡発紙おむつリサイクルシステムの確立

    2009年04月01日
    研究代表者
    トータルケア・システム株式会社
    研究メンバー
    大木町役場、福岡県保健環境研究所
    研究期間
    2008年度~2010年度
    研究開発の概要
    高齢化社会の進行に伴い紙おむつの需要は増加しているものの、使用済み紙おむつの大部分は焼却処分されている。そこでプラントの改善により技術的課題の解決を図るとともに家庭系紙おむつの回収システムを構築し、紙おむつから紙おむつへのリサイクルシステムの確立を目指す。確立されたシステムの全国展開を図ることにより、紙おむつのリサイクル推進に寄与することを目的とする。
    関連ファイル
  • 【新規】超硬合金を使用したシールドマシン用ビットのリユースに関する研究開発

    2009年09月01日
    研究代表者
    株式会社丸和技研
    研究メンバー
    大成建設株式会社、福岡県工業技術センター
    研究期間
    2009年度
    研究開発の概要
    トンネルを掘削するシールドマシンに使用されているビットは工事完了後、通常であればスクラップとして処分されているが、一度使用したビットの超硬合金は、摩擦し欠損することはあっても全体ボリュームから考えると減少量は小さい。そこで、ビットをリユース可能か定量的に診断できる方法を確立し、ビットをリユースすることを目的とする。