採択結果

2020年度 研究会 採択テーマ

リ総研では、循環型社会を構築するため、産・学・官・民(NPO)が連携して行うリサイクル技術及び社会システムの研究開発やその展開を 支援しています。新規性があり実用化が見込まれる研究テーマを公募により採択し、「研究会」を設立して支援を行います。

  • 【継続】過熱水蒸気処理竹粉残渣の固形燃料化研究会

    2020年04月01日
    研究代表者
    福岡県農林業総合試験場資源活用研究センター
    研究メンバー
    株式会社バンブーテクノ
    研究期間
    2019年度~2020年度
    概要
    竹コンポジット用竹粉製造過程で出てくる残渣を固形燃料(ペレット)化し、製造エネルギーとしてリサイクルする技術を開発する。
  • 【継続】使用済自動車由来廃プラスチックへの高市場性機能付加技術研究会

    2020年04月01日
    研究代表者
    株式会社サイム
    研究メンバー
    国立大学法人九州工業大学、福岡県工業技術センター 化学繊維研究所
    研究期間
    2019年度~2020年度
    概要
    自動車破砕残渣(ASR)に含まれる廃プラスチックを物性別に細分化して選別回収し、それぞれの回収グレードに応じた使用用途を研究する。また、グレードの高いものは、高機能性を付加した樹脂としての創生方法を研究する。
  • 【継続】廃電池仕分け作業の自動化研究会

    2020年04月01日
    研究代表者
    日本磁力選鉱株式会社
    研究メンバー
    公立大学法人北九州市立大学
    研究期間
    2019年度~2020年度
    概要
    廃二次電池のリサイクル作業における仕分け作業を自動化する手法を研究し、作業効率の改善やコスト削減を目指す。
  • 【継続】鉛電池リデュース・リユース研究会

    2020年04月01日
    研究代表者
    学校法人福岡工業大学
    研究メンバー
    株式会社関谷、株式会社栄住産業
    研究期間
    2019年度~2020年度
    概要
    使用済み鉛電池の再生・リユース、また新品鉛電池及び再生した鉛電池の劣化を抑制(長寿命化:リデュース)して、廃棄量の削減を目指す。
  • 【継続】園芸用軽石を活用した新規微生物農業資材の開発研究会

    2020年04月01日
    研究代表者
    株式会大石物産
    研究メンバー
    国立大学法人九州大学
    研究期間
    2019年度~2020年度
    概要
    九州大学で発見した菌を利用した土壌改良微生物資材の作用による植物生育促進と土壌病害抑止効果の作用機作を明らかにするとともに、既存の土壌改良資材との比較による土壌サプリメントの有用性を評価する。
  • 【新規】乾留技術を利用したタイヤ部材リサイクルの事業化研究会

    2020年05月20日
    研究代表者
    株式会社ブリヂストン久留米工場
    研究メンバー
    福岡県工業技術センター 化学繊維研究所
    研究期間
    2020年度~2021年度
    概要
    タイヤ材料の乾留リサイクルシステムを確立し、ゴムと金属を有効にリサイクルする技術を開発する。
  • 【新規】廃棄アカモクから化粧品原料となるアカモクエキスを抽出し製品化を目指す研究会

    2020年05月20日
    研究代表者
    佳秀工業株式会社
    研究メンバー
    株式会社マサエイ水産加工、福岡県工業技術センター 生物食品研究所
    研究期間
    2020年度~2021年度
    概要
    廃棄されているアカモクから化粧品原料として用いるアカモクエキスを精製する技術を開発し、既存製品に利用する。
  • 【新規】バイオマス発電所焼却灰有効利用事業研究会

    2020年05月20日
    研究代表者
    九電みらいエナジー株式会社
    研究メンバー
    福岡県農林業総合試験場資源活用研究センター、福岡県保健環境研究所、福岡県工業技術センター 生物食品研究所、福岡県工業技術センター 化学繊維研究所、濱田重工株式会社、宮若STM石灰株式会社
    研究期間
    2020年度
    概要
    バイオマス発電所焼却灰に鶏糞等を混合して発酵させ、特殊肥料として自然循環させる技術を開発する。
  • 【新規】木質バイオマスを母材とする成型材料の開発研究会

    2020年05月20日
    研究代表者
    国立大学法人九州工業大学
    研究メンバー
    株式会社明菱
    研究期間
    2020年度~2021年度
    概要
    木質バイオマスである古紙あるいは再生パルプを主原料とする木質セルロースを母材とする成型可能な複合材料を製造する技術を開発する。
  • 【新規】廃プラスチックを添加したアスファルトの舗装材料への利用研究会

    2020年05月20日
    研究代表者
    株式会社成田美装センター
    研究メンバー
    大牟田市、公益財団法人大牟田市地域活性化センター
    研究期間
    2020年度~2021年度
    概要
    廃プラスチックをアスファルト舗装材料として再利用する技術を開発する。

2020年度 共同研究プロジェクト 採択テーマ

実用化が見込める段階まで研究が進んだ「研究会」については、選定・評価の上、「共同研究プロジェクト」を編成し支援を行います。

  • 【新規】廃棄キノコ抽出物による植物由来ヒト型セラミド製造プロジェクト

    2020年04月01日
    研究代表者
    株式会社ジェヌインアールアンドディー
    研究メンバー
    福岡県醤油醸造協同組合、学校法人甲南学園
    研究期間
    2020年度~2021年度
    概要
    福岡県で多く生産されているキノコは、出荷梱包時に廃菌床をはじめ、形成不良の規格外品、重量調整で生じる切れ端、石突きなど大量に廃棄されている。今回の研究開発で確立する技術により、地域特産物由来の高機能性セラミドを作り出し、ご当地ブランドとしてヒト型セラミド入りの食品、サプリメント、化粧品等を商品化し、「福岡県モデル」として全国展開を目指す。
  • 【新規】濃縮バイオ液肥製造に関する事業化プロジェクト

    2020年04月01日
    研究代表者
    三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社
    研究メンバー
    国立大学法人九州大学、静岡県公立大学法人静岡県立大学、築上町、みやま市
    研究期間
    2020年度~2022年度
    概要
    有機系バイオマス(し尿・浄化槽汚泥等)の処理において発生する消化液から、肥料成分であるリン酸、窒素、カリウムの分離・濃縮・回収を行い、農業利用できる濃縮バイオ液肥の製造に関する事業化を目指す。