2004年度 研究会 採択テーマ
リ総研では、循環型社会を構築するため、産・学・官・民(NPO)が連携して行うリサイクル技術及び社会システムの研究開発やその展開を 支援しています。新規性があり実用化が見込まれる研究テーマを公募により採択し、「研究会」を設立して支援を行います。
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【継続】塩類再利用システム研究会(SR研)
2004年04月01日- 研究代表者
- (財)環境保全公社 リサイクル総合研究センター(事務局)
- 研究メンバー
- 学校法人福岡大学、日本技術開発株式会社 他
- 研究期間
- 2003年度~2006年度
- 概要
- ゴミ焼却場、最終処分場で発生する塩類の回収システム及び再利用技術の開発に取り組む。
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【継続】廃FRP漁船高度利用技術開発研究会
2004年04月01日- 研究代表者
- 西日本環境エネルギー株式会社
- 研究メンバー
- 国立大学法人九州大学(持田教授、上村講師)、公立大学法人北九州市立大学(森田講師)、株式会社タイセイ総合研究所、財団法人九州環境管理協会、(独)水産総合研究センター、水産工学研究所、大分県産業技術センター、福岡県保健環境研究所、福岡県水産海洋技術センター
- 研究期間
- 2002年度~2006年度
- 概要
- 廃FRP漁船の処理技術を確立するため、廃FRP漁船を原型のまま焼成炭化し て、魚礁材、水質浄化材として優れた特性を有するリサイクル高機能資材に変換する技術を開発する。
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【継続】有機資源地域循環システム研究会
2004年04月01日- 研究代表者
- 粕屋農業協同組合
- 研究メンバー
- 福岡地域システム研究所、学校法人福岡工業大学、福岡農林事務所、北筑前農業改良普及センター
- 研究期間
- 2002年度~2004年度
- 概要
- 食品リサイクル法の施行に伴い、食品廃棄物の再資源化と有効利用が求められていることから、粕屋地区をモデルとした有機資源の循環システムを構築する。
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【継続】ロックウールリサイクル材の有効利用研究会
2004年04月01日- 研究代表者
- 株式会社新日化環境エンジニアリング
- 研究メンバー
- 学校法人近畿大学、新日鐵化学株式会社 総合研究所、株式会社テツゲン、太平工業株式会社、株式会社響エコサイト、新日鐵高炉セメント株式会社、泊技術士事務所、学校法人九州国際大学
- 研究期間
- 2002年度~2004年度
- 概要
- 建設廃材等に含まれるロックウールのリサイクル用途として、鉄含有水の処理剤としての利用法を検討するとともに、回収酸化鉄の新たな用途開発を行う。
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【継続】低品質ノリの有効利用研究会
2004年04月01日- 研究代表者
- 福岡県水産海洋技術センター
- 研究メンバー
- 有明漁連、有明海研究所、柳川大川漁連
- 研究期間
- 2003年度~2004年度
- 概要
- 有明海沿岸のノリ養殖業で、ノリ漁のシーズン末期に大量に発生する色落ちノリを餌料等として有効に利用する技術や社会システムの研究を行う。
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【新規】環境持続型の焼却残渣循環資源化研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 国立大学法人九州大学
- 研究メンバー
- 株式会社麻生、麻生セメント株式会社、電源開発株式会社、栗田工業株式会社、共栄環境開発株式会社、福岡県保健環境研究所、大牟田市
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 既埋立処分灰等のセメント原料化技術を確立し、処分場の延命化及び新設が不可能な自治体への導入を図る。
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【新規】未利用材のリサイクル研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 有限会社さざ
- 研究メンバー
- 大川市、(財)大川総合インテリア産業振興センター、株式会社響エコサイト、株式会社新日化環境エンジニアリング、日鐵運輸株式会社
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 大川地区の家具工場から排出される廃材や木材チップを解繊し接着剤を加えて加熱圧縮した木質ボードを作り、高効率油吸着材の開発を目指す。
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【新規】環境共生型下水汚泥処理・利用システムの構築に関する研究会(通称MAP研究会)
2004年06月01日- 研究代表者
- 学校法人九州大学
- 研究メンバー
- 株式会社荏原製作所、福岡県農業総合試験場、福岡県保健環境研究所、久留米市
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 物理的処理により、下水消化汚泥中からリンをMAP粒子として回収し、リン資源のリサイクルとともに汚泥のセメント原料化をさらに促進する。
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【新規】生ゴミ堆肥化自然循環型社会システムデザイン研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- (財)福岡市くらしの環境財団
- 研究メンバー
- 国立大学法人九州大学、NPO法人循環生活研究所、春日市、大木町、福岡市、新日本環境コンサルタント(株)、(有)共栄資源管理センター、(有)共栄資源管理センター小郡、春日市民
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 都市住民が気軽に取り組める生ごみの堆肥化方法(ダンボール法)を改良、普及するとともに、 ダンボール堆肥を軸とした自然循環型社会システムの開発を目指す。
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【新規】有機資源の菌床利用研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 農事組合法人秋香園
- 研究メンバー
- 国立大学法人九州大学(近藤教授、清水助手)、異島電設株式会社、(有)フードミールリサイクル、山一産業株式会社、森林林業技術センター
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 食品残渣等の有機資源を福岡県の特産であるキノコの培地として利用し、特色のあるキノコ生産を促進する。
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【新規】自動車リサイクル大牟田研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 学校法人福岡大学
- 研究メンバー
- 祐徳近海汽船株式会社、株式会社ヤマサキ、三池生コンクリート工業株式会社、株式会社井形、双葉産業株式会社、株式会社三井三池製作所、株式会社旭精機、株式会社APR、西日本環境エネルギー株式会社、ザ・カーボン株式会社、株式会社ウチノ、株式会社ジェイアール西日本テクノス、株式会社シーワイシー
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- ASR処理や全部溶融法に依らないで、かつ95%以上のリサイクルを確実に達成できる廃車乾溜リサイクル法を開発する。
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【新規】ポリエステル不織布再生品実用化研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 株式会社フコク
- 研究メンバー
- 学校法人九州大学
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- ポリエステル不織布の端材をリサイクルした再生品を自動車用吸音内装材や建築用吸音材等の用途に適合する性能を有する再生品の仕様の検討を行う。また、廃材をリサイクルするための課題についても検討を行う。
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【新規】林地残渣有効利用研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 株式会社グリーン有機資材
- 研究メンバー
- 神鋼造機株式会社、株式会社親和テクノ、穂坂牧場、公立大学法人北九州市立大学、学校法人福原学園 九州共立大学、ビオトープネット、森林林業技術センター
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 林地残渣の新たな有効利用法について調査検討する。
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【新規】豚骨リサイクル研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 株式会社クリーンエコバランス
- 研究メンバー
- 株式会社ジェイペック、株式会社一蘭、エフアンドディー(有)、北九州エコレム協同組合
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 事業化可能な豚骨ガラリサイクル品の開発
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【新規】サニタリー製品廃棄物のリサイクルシステム開発
2004年06月01日- 研究代表者
- 東陶機器株式会社
- 研究メンバー
- 公立大学法人北九州市立大学
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 建物解体における衛生陶器類の現状の処理、リサイクルの実態を関係事業者へのアンケート又はヒヤリングにより調査すると共に、使用済み衛生陶器類の殺菌、破砕、利用技術の検討及びリサイクルシステムに係る採算性の検討を実施し、モデル循環システムの提案を行う。
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【新規】廃農業用ビニルフィルムのリサイクル技術開発研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 株式会社オゴシ
- 研究メンバー
- 国立大学法人九州工業大学(木藤名誉教授)、福岡県工業技術センターインテリア研究所、九州トクルス、九州電力株式会社、株式会社太平環境科学研究所、株式会社弁天
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- 農業用廃塩ビシートを、水を使わず効率的に洗浄回収する技術を開発することにより、低コストでの再利用を可能とする。
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【新規】ジオポリマー技術を活用したペーパースラッジ等廃棄物等リサイクル研究会
2004年06月01日- 研究代表者
- 大光炉材株式会社
- 研究メンバー
- 国立大学法人山口大学
- 研究期間
- 2004年度
- 概要
- ジオポリマー技術を用い、ペーパースラッジ等廃棄物を原料とした高強度固化体を製造し、建材としてリサイクルする。
2004年度 共同研究プロジェクト 採択テーマ
実用化が見込める段階まで研究が進んだ「研究会」については、選定・評価の上、「共同研究プロジェクト」を編成し支援を行います。
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【継続】都市ゴミ焼却灰を活用したエコレンガ製造技術の開発
2004年04月01日- 研究代表者
- 株式会社荒木窯業
- 研究メンバー
- 県保健環境研究所、県工業技術センター、久留米市、大川市
- 研究期間
- 2002年度~2004年度
- 研究開発の概要
- 都市ゴミ焼却灰等を原料とするレンガの製造技術の開発を行う。開発にあたっては、製品の高付加価値化を図る。
また、公共事業での利用促進を通じてリサイクルモデルを構築する。
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【継続】焼酎かすの高度リサイクル技術の開発
2004年04月01日- 研究代表者
- 株式会社九州メディカル
- 研究メンバー
- 西吉田酒造株式会社、キューサイ株式会社、理研農産化工株式会社、九州大学、水産大学校、生物食品研究所
- 研究期間
- 2002年度~2004年度
- 研究開発の概要
- 焼酎かすを利用して、魚類用飼料・ウイルス性殺虫剤・土壌殺菌剤・害虫駆除剤を製造する技術を開発する。
また、併せて焼酎かすを効率的に回収するシステムを構築する。
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【継続】廃ガラスリサイクル製品の開発
2004年04月01日- 研究代表者
- 株式会社荒木セメント
- 研究メンバー
- 大同コンクリート工業株式会社、太陽工業株式会社、くら有限会社、福岡大学
- 研究期間
- 2003年度~2005年度
- 研究開発の概要
- リサイクル率の低い着色ガラス等を利用して多孔質の軽量骨材を製造するとともに、新たな機能を付加し、雨水浸透性能の高いポーラスコンクリート製品や水草植栽フロート、軽量盛土工法等の開発を行う。
- 関連ファイル
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【新規】下水汚泥焼却灰等有害廃棄物の新規省エネリサイクル技術による商品・事業化開発
2004年04月01日- 研究代表者
- 田川産業株式会社
- 研究メンバー
- 福岡大学、近畿大学、九州工業大学、九州大学、インテリア研究所、下関市、西日本環境エネルギー株式会社
- 研究期間
- 2004年度~2006年度
- 研究開発の概要
- 下水汚泥焼却灰は、エネルギーコストの高い溶融処理や焼成処理がなされているが、熱処理を一切必要としない超高圧真空成形技術を応用し、低コストで意匠性の優れた人工石材、ブロック等の商品開発を行う。
- 関連ファイル
- 関連ファイル
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【新規】間伐材等の低位利用材を活用したオール木質スギパレットの開発
2004年04月01日- 研究代表者
- NPO21世紀の森林づくり
- 研究メンバー
- 森林林業技術センター
- 研究期間
- 2004年度~2006年度
- 研究開発の概要
- スギ低位利用材(間伐材や曲がり材)を木製ダボ接合を用いることで、強度を確保したオール木質スギパレット(物流用パレット)の開発を行う。
- 関連ファイル
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【新規】廃石膏ボードを利用した高性能かつ安価な新規アスファルト混合物の開発
2004年04月01日- 研究代表者
- 三井住建道路株式会社
- 研究メンバー
- 株式会社坂本工業、山口大学、興和道路株式会社、大林道路株式会社、世紀東急工業株式会社、株式会社ガイアートT・K、株式会社響エコサイト、光進工業株式会社
- 研究期間
- 2004年度~2005年度
- 研究開発の概要
- 廃石膏ボード材をアスファルト混合物の原料として使用し、従来製品の性状を上回る、安価な製品の技術開発を行う。