採択結果

2022年度 研究会 採択テーマ

リ総研では、循環型社会を構築するため、産・学・官・民(NPO)が連携して行うリサイクル技術及び社会システムの研究開発やその展開を 支援しています。新規性があり実用化が見込まれる研究テーマを公募により採択し、「研究会」を設立して支援を行います。

  • 【新規】糖含有廃棄物を活用した農業用土壌還元消毒技術の開発研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    株式会社マルミツサンヨー
    研究メンバー
    入江製菓株式会社、福岡県農林業総合試験場 資源活用研究センター
    研究期間
    2022年度~
    概要
    事業収益を向上させるため、食品加工場から出てくる糖含有廃棄物を、農業用の土壌還元消毒用の資材として用途開発を行う。
  • 【新規】浮遊選鉱法によって改質した燃焼灰を使用したジオポリマーコンクリートによる実建物の実証研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    西松建設株式会社
    研究メンバー
    公立大学法人北九州市立大学
    研究期間
    2022年度~
    概要
    大部分が埋立処分されているバイオマス灰をコンクリートに再利用し、実建物に活用できることを実証する。
  • 【新規】消化汚泥からの緩効性肥料生産に関する研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    国立大学法人九州大学
    研究メンバー
    株式会社トーケミ
    研究期間
    2022年度
    概要
    下水道由来の消化汚泥に含有される固形分を取り出し、より付加価値の高い緩効性肥料を製造する。
  • 【新規】大豆の増収を目指した剪定枝・草チップを原料とする堆肥の調製・施用サービス事業化研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    株式会社林田産業
    研究メンバー
    学校法人中村産業学園九州産業大学
    研究期間
    2022年度~
    概要
    剪定枝・草チップの堆肥化、圃場への散布による大豆収量の向上、堆肥散布作業サービスによる労働力不足の解消により、農業と静脈産業の連携による新たなサーキュラーエコノミーを推進する。
  • 【新規】産業廃棄物を出発原料とした二酸化炭素の固体捕捉剤の開発研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    黒崎播磨株式会社
    研究メンバー
    九州炉材産業株式会社
    研究期間
    2022年度
    概要
    産業廃棄物である使用済み耐火物等を分別回収し、二酸化炭素の固体捕捉材を開発するとともに二酸化炭素の安価で高効率な分離・回収システムを設計する。また、耐火物以外の産業廃棄物種の総量・分別回収ルートの基礎調査を行い、適用可能な廃棄物の拡大に努める。
  • 【継続】プラスチック再生材の市場・利用可能性に関する研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    レコテック株式会社
    研究メンバー
    公益財団法人福岡アジア都市研究所、双日株式会社、凸版印刷株式会社、学校法人福岡大学
    研究期間
    2021年度~2022年度
    概要
    ごみ情報を一元的に集約し見える化するクラウドプラットフォーム「Material Pool System(MPS)」を活用し、商業施設等から排出される廃プラスチックを効率的に回収し、プラスチック再生材としてマテリアルリサイクルする仕組みを構築する。
  • 【継続】SDGs2「飢餓をゼロに」に向けて製鐵所副産物から製造する 新規農業資材の活用技術開発研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    日本磁力選鉱株式会社
    研究メンバー
    福岡県農林業総合試験場
    研究期間
    2021年度~2022年度
    概要
    育苗関連の労力及び設備を削減できる水稲湛水直播農法を可能とするため、種籾に製鐵所副産物である鉄粉等をコーティングする技術を開発する。
  • 【継続】使用済みサーメットチップによる光熱変換材料研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    国立大学法人九州工業大学
    研究メンバー
    株式会社丸和技研
    研究期間
    2021年度~2022年度
    概要
    サーメットチップ破砕粒は常温で熱を吸収し、高温で熱を放射し、一定の温度を保持する特性を持った光熱変換材料として活用できる可能性があるため、この特性を生かし自動車の触媒コンバータ等への当該技術の適用について検討する。
  • 【継続】硅砂副生成物を活用した高取焼用粘土の開発研究会

    2022年05月12日
    研究代表者
    福岡県工業技術センター化学繊維研究所
    研究メンバー
    有限会社鬼丸雪山窯元
    研究期間
    2021年度~2022年度
    概要
    硅砂の製造時に発生する硅砂副生成物を陶芸用粘土の原料として利用する技術を開発する。

2022年度 共同研究プロジェクト 採択テーマ

実用化が見込める段階まで研究が進んだ「研究会」については、選定・評価の上、「共同研究プロジェクト」を編成し支援を行います。

  • 【継続】濃縮バイオ液肥製造に関する事業化プロジェクト

    2022年04月01日
    研究代表者
    三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社
    研究メンバー
    国立大学法人九州大学、静岡県公立大学法人静岡県立大学、築上町、みやま市
    研究期間
    2020年度~2022年度
    概要
    有機系バイオマス(し尿・浄化槽汚泥等)の処理において発生する消化液から、肥料成分であるリン酸、窒素、カリウムの分離・濃縮・回収を行い、農業利用できる濃縮バイオ液肥の製造に関する事業化を目指す。
  • 【継続】バイオマス発電所焼却灰有効利用プロジェクト

    2022年04月01日
    研究代表者
    九電みらいエナジー株式会社
    研究メンバー
    福岡県農林業総合試験場 資源活用研究センター、福岡県保健環境研究所、福岡県工業技術センター 生物食品研究所、福岡県工業技術センター 化学繊維研究所、濱田重工株式会社、宮若STM石灰株式会社
    研究期間
    2021年度~2022年度
    概要
    バイオマス発電所焼却灰に鶏糞等を混合して、混合特殊肥料として自然循環させる技術を開発する。