採択結果

2024年度 研究会 採択テーマ

リ総研では、循環型社会を構築するため、産・学・官・民(NPO)が連携して行うリサイクル技術及び社会システムの研究開発やその展開を 支援しています。新規性があり実用化が見込まれる研究テーマを公募により採択し、「研究会」を設立して支援を行います。

  • 【継続】PVC(塩ビ)端材と木材端材を原材料とする新素材とリサイクル商品の開発研究会

    2024年04月01日
    研究代表者
    株式会社井上企画
    研究メンバー
    株式会社シマブン、福岡県工業技術センター
    研究期間
    2023年度~
    概要
    現在、廃棄物として処理している木材端材(㈱井上企画)とPVC端材(㈱シマブン)を原材料とする新たなリサイクル素材とその特性を活かした商品を開発し、木材とPVCの廃棄物リサイクルシステムを定着させる。
  • 【継続】フルボ酸とカキ殻を活用したチップバーン発生抑制策とAIを用いたX線画像解析によるチップバーン検出方法の研究会

    2024年04月01日
    研究代表者
    株式会社エー・ワン
    研究メンバー
    学校法人中村産業学園九州産業大学、西邦機工株式会社、株式会社フルボ産業、エイリツ電子産業株式会社、合同会社ノーエン
    研究期間
    2023年度~
    概要
    キャベツの返品の要因となるチップバーン(Ca2+供給量不足により、葉先の一部が茶褐色に変色すること)の発生抑制策として、フルボ酸とカキ殻を活用するとともに、AIを用いたX線画像解析によるチップバーン検出方法を確立する。
  • 【継続】植物発酵エキス製造工程で発生する残渣の養豚用飼料開発と事業化研究会

    2024年04月01日
    研究代表者
    暁酵素産業株式会社
    研究メンバー
    福岡県農林業総合試験場資源活用研究センター、サイタホールディングス株式会社、国立大学法人九州大学
    研究期間
    2023年度~
    概要
    植物発酵エキス抽出残渣の養豚用飼料としての適性を評価し、肥育豚の産肉性や肉質、健康に及ぼす影響を明らかにする。
  • 【継続】竹をバイオマス資源として伐採・回収するシステムを社会実装する研究会

    2024年04月01日
    研究代表者
    株式会社秀電社
    研究メンバー
    リックス株式会社、八女市
    研究期間
    2023年度~
    概要
    竹を原材料として第二世代バイオエタノールを生産するプラントの運営を成り立たせるため、竹を持続的かつ、効率的に伐採・回収する方法とシステムを社会実装する。
  • 【継続】放置竹林の竹を原料とするトマト養液栽培用培土の開発等総合的利活用事業化研究会

    2024年04月01日
    研究代表者
    株式会社林田産業
    研究メンバー
    響灘菜園株式会社、福岡県農林業総合試験場資源活用研究センター、特定非営利活動法人あそびとまなび研究所
    研究期間
    2023年度~
    概要
    放置竹林から竹の伐採、収集、粉砕、堆肥化を行い、価格が高騰しているココナツヤシ殻の代替物としての竹を原料とする培土を製造するとともに、生ごみ堆肥化活動の実践を行う。

2024年度 共同研究プロジェクト 採択テーマ

実用化が見込める段階まで研究が進んだ「研究会」については、選定・評価の上、「共同研究プロジェクト」を編成し支援を行います。

  • 【新規】浮遊選鉱法によって改質した燃焼灰を使用したジオポリマーコンクリートによる実建物の実証プロジェクト

    2024年04月01日
    研究代表者
    西松建設株式会社
    研究メンバー
    公立大学法人北九州市立大学
    研究期間
    2024年度~
    概要
    バイオマス燃焼灰を使用した建築用ジオポリマーを、建築物へ適用するシステムを構築する。
  • 【継続】廃プラスチックを添加したアスファルトの舗装材料への利用研究プロジェクト

    2024年04月01日
    研究代表者
    株式会社成田美装センター
    研究メンバー
    公益財団法人大牟田市地域活性化センター、大牟田市
    研究期間
    2023年度~
    概要
    本研究は、基礎研究で得られた廃プラの舗装改質剤としてのメカニズムを基に、廃プラ投入方法(投入口の形状、廃プラの梱包サイズ等)の検討や、製造したアスファルト混合物の施工性及び施工後の耐久性等を確認し、実用化を目指す。
  • 【継続】リサイクル鉄粉によるスマート農業の実証と販売体制構築プロジェクト

    2024年04月01日
    研究代表者
    日本磁力選鉱株式会社
    研究メンバー
    公立大学法人 北九州市立大学
    研究期間
    2023年度~
    概要
    リサイクル鉄粉を用いた新規農業資材の製造体制を構築し、ドローンなどの先進機器を利用したスマート農業の実証試験を行うことで、新規農業資材販売の事業化を目指す。
  • 【継続】硅砂副生成物の高取焼陶土活用プロジェクト

    2024年04月01日
    研究代表者
    有限会社鬼丸雪山窯元
    研究メンバー
    日本硅砂鉱業株式会社、福岡県工業技術センター
    研究期間
    2023年度~
    概要
    小石原エリアの粘土資源枯渇問題の解決を目指し、日本硅砂鉱業株式会社の硅砂製造時に発生する粘土質の副生成物を、福岡県の伝統工芸品である高取焼用粘土の原料として利用する事業に取り組む。また、副生成物の熱特性を生かした低温焼成可能な陶土を調製し、脱炭素や省エネを必要とする全国のやきもの産地へ普及を図る事業スキームを確立する。